排卵誘発剤を知る

排卵誘発剤(クロミフェン) 商品名クロミッド
クロミッド錠の効果は、視床下部の脳下垂体に働きかけ
卵胞刺激ホルモン(FSH)や
黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促します。
直接的には排卵させる効果よりも卵を成熟させるための薬です
 
クロミッド錠の副作用として、
顔面紅潮感、卵巣腫大、下腹痛、吐き気、嘔吐、頻尿、尿量増加
その他の頭痛、蕁麻疹、視覚障害、疲労感、神経興奮
などの報告があります。
腹水などでおなかが腫れてしまう
「OHSS(卵巣過剰刺激症候群)」もありますが
そのほとんどは軽症で、
重症に陥るということは稀です。
また双子などの多胎妊娠の確率は2〜5%程度となっています。

またクロミッドを数周期以上に渡り連用すると、
頸管粘液の減少子宮内膜が薄くなるといった
「抗エストロゲン作用」の副作用が起きやすくなります。
これらの副作用は妊娠する確率を下げてしまいますので
慎重に服用中の経過を見ていく必要があります。

ただクロミッド錠を服用することによって排卵日が安定
「12〜14日ごろ」排卵します。
卵が十分に成長しているのに自然排卵が難しいときには、
hCGという注射で排卵の手助けをすることになります。