腸の中の発酵が弱くなると、食事のたんぱく質(リン、窒素、イオウ含有している)
の代謝がうまく出来なくなります。
↓
代謝がうまく出来なくなると、たんぱく由来の老廃物がどんどん蓄積されます。
老廃物とは、リン・窒素・イオウ、がもっとも酸化した状態の
リン酸イオン・硝酸イオン・硫酸イオンの事です。
これらが多くてもすぐに、病気になる訳ではありませんが体調に支障が出て来ます。
このような老廃物が溜まった時の体質を「酸性体質」と呼びます。
腸内発酵ができなくなると下記のような老廃物の蓄積ができます。
実際によくみられるタイプ
リン酸イオンや硝酸イオンが、そのまま代謝できていない人が多くいます。
このような時の腸の中は ↓
腸の中に腐敗が生じます。特に、油の分解ができなくなります。
食べ過ぎや生活習慣病と呼ばれるものはこのタイプで
対応する商品も色々あります。
一般的な商品対応では、商品効果がでにくいタイプ (難病の場合が多い)
硫酸イオンの場合は、少し対応が変わります。
硫酸イオンが多いという事は、硫酸が硫化物に還元できていないという事です。
このような時の腸の中は ↓
慢性疾患や、肌のトラブルが起きやすくなります。
*正常な腸の場合は、重金属の解毒に関して、腸内細菌で作った硫化物イオンで
重金属を、不溶性の塩にして、無毒化しています。)
腸に重金属が存在すると、酵素の金属活性を阻害するため
免疫系、代謝系に異常が起きてきます。
*「腸内発酵が弱くなる」というのは、免疫系・代謝系に大きな影響があるのか?
まず、正常な腸の状態を説明します:
体内の最大のリンパ組織があるのは、空腸・回腸(パイエル板)です。
パイエル板辺りは、乳酸菌、酵母、芽胞形成菌などの複合発酵で、pHは弱酸性です。
「発酵が弱くなる」とは、パイエル板辺りの細菌叢が本来の善玉菌から
悪玉菌に変わってしまったということです。
これが免疫亢進や免疫不全の原因となっています。
「発酵が弱い腸」の人は、本来行うべき摂取した油の処理ができないという事です。
(詳細は下記のYouTube説明を参照)
では、発酵が弱い腸になる原因は何でしょうか:
食品の中に入っている食品添加物の防腐剤や窒素肥料過多の野菜、薬など。
食品添加物の防腐剤(菌が繁殖せず物を腐らさない)というのは
腸内細菌も殺すという事です。
窒素肥料過多というのは、肥料を過剰に与え早く野菜を成長させ
大量出荷をする事です。
薬の中の化学合成する時の触媒。
マーガリンの油の処理に使用される触媒ラネーニッケル。
発酵が弱い腸になると、体はどうなるのでしょうか:
1:重金属(化粧品・日用品・不純物未処理の石油材料の製品など)が
処理できなくなります。
体内の酵素の金属活性を阻害するため、免疫系や代謝系に様々の異常が出て来ます。
イオン化傾向が銅よりも大きいニッケル・コバルト・クロム・ナマリ
スズなどの金属は、一般的な対応が可能です。
しかし、イオン化傾向が小さい水銀が溜まると、難病となりやすく
一般的な対応+αの対応が必要となります。
水銀が溜まると、TCAサイクルが回らなくなり、糖代謝が出来なくなり
血糖値が上がり、糖尿病になるパターンがあります。
また重金属は、電磁波のアンテナになり、病気の引き金になります。
(免疫系の破壊など)
そして重金属は、生殖器・肝臓・甲状腺・脳に蓄積しやすいのです。
慢性疾患や、治りにくいお肌のトラブルが起きやすくなります。
2:疎水性物質(油性)の分解処理が出来なくなり、体内に蓄積します。
油性の物には、その材料として重金属を含んでいる場合が多いです。
窒素が赤血球と引っ付くと、赤血球本来の酸素を運ぶことが出来なくなります。
慢性疲労や基礎代謝が低くなり、疲れやすい、太りやすいの症状が出て来ます。
リン酸イオンが過剰になると、蕁麻疹、むくみ、化膿した傷が治りにくいや
感染症にかかりやすいなどの症状が出て来ます。
3:ウィルス・カビなどの感染症にかかりやすくなります。
イオウの代謝が悪いと、その硫酸基を目指してウィルスが引っ付いて来ます。
重金属の存在は、ウィルスが増殖しやすい環境でもあるといえます。
4:身体的及び、精神的な変化(肌、性格、目つき、体臭など)はYouTube説明参照
それでは、「発酵が弱い腸」の時の対処方法はどのようにすればよいでしょうか:
遅い時間にカロリーが多いものを食べ過ぎた場合→ クエン酸・カルシウムや
大麦若葉などを利用します。
もう少し腸内環境が悪くなった場合→ 緑の商材や大高酵素などだけで
殆どの方は対応ができますが、中には処方したものが効きにくい場合もあります。
リン酸イオン・硝酸イオン・硫酸イオンの3つを排除すると
処方した商品の反応が良くなります。
まず、硫酸の代謝が出来ないと重金属等の解毒能力が低下してきます。
それが、病気の引き金となってきます。イオウ代謝の悪い時は、初めに
イオウ代謝ができるものを摂取して代謝をよくすると
リンの代謝や窒素の代謝もしやすくなります。
下記の1〜3 のアドバイスをしたのち、緑の商材や大高酵素を使用すると
代謝がスムーズになります。
1:硫化物イオン補助の為、有機イオウなどを外から足す(イオウ代謝の悪い時)
食材は、ニンニク・クレソン・パクチー・パセリ・セロリなどに含有。
2:重金属をキレート化、吸着して排泄促進する
(フルボ酸 キチンキトサン、薬用炭など)
3:溜まった油の処理をする
3-1 胆汁製剤・利胆作用のあるもの・サポニンなどで、油溶解補助。
3-2 イマオルト(水素吸蔵サンゴカルシウム)で、腸内の掃除をして
油を処理した後、セルピュアα(酢酸菌・乳酸菌)ペクチン(植物繊維)などを補う。
難病の場合は自律神経系が弱っているため神経伝達物質(カテコールアミン)の
分解や酵素阻害剤(チロシナーゼ阻害)の活性があるリンゴの発酵液を使うとよい。
腸内の硫酸イオンを除去したい場合、腸内の硫酸イオンとイマオルトの
炭酸カルシウムがイオン交換して腸内で無毒化となり
炭酸と硫酸カルシウムになる。炭酸は炭酸ガスとして気化して排出。
硫酸カルシウムは、水に溶けない物質になるので重く沈殿して、便として排出。
難病の場合、体質を元に戻すには、時間を要します。
まずは、気になる外用から始めるほうが、結果が早く出るので
精神的にも楽になります。同時に対処を開始しても
内的にはあせらず長期戦としてが良いと思います。
下記のYouTubeでも解説していますが、腸の発酵が弱くなっている時は
肌がヌルヌルして、菌も多く、菌のバランスも悪くなっています。
次の商品などが、外用的には早く結果の出やすい商品です。
*スカイローション→ シリカミネラルケイ酸イオン水和物・鉱物ホワイトカオリン
*シースカイジェルクリーム→ レパゲルマ(ゲルマニウム)
乳酸桿菌黒糖発酵エキス
*クマササの入浴剤→ クマザサ葉エキス「リグニン」